ノルディスクの付属ペグが刺さらないし曲がるのでストレス
実際に私が購入したノルディスクテントに付属でついてきたペグなのですが、
初めて使用した日に曲がりました ( ノД`)シクシク…
しかも叩いても叩いても 土に入っていかない!
めちゃくちゃストレスでした。
しかもノルディスクの場合、ペグを打たなければならない箇所が
グランドシートで14本、テント部分で14本
合計28本必要です。
これにタープを立てるために使うペグを合わせると
30本以上必要になってきますが、叩いても叩いても刺さらないペグですと
テントを設営するだけでめちゃくちゃ時間がかかってしまい、
設営後のご飯づくりにも支障をきたすほど体力を消耗してしまいます。
![まちゃ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2020/02/0332E66A-B1AD-4D29-AD9C-A8F95AC86622.png)
ノルディスクさんには悪いけど、
付属のペグはちょっと使いづらいです。
テント付属のペグが曲がっちゃったので
(だって叩いても土に刺さらないからさ・・・)
ペグを買いなおさなければいけません。
だけどこんなストレスはもうこりごりなので、
ノルディスクではない別のブランドのペグを購入することにしました。
ノルディスクのペグの代わりにスノーピークの鍛造ペグを候補に
またまたネット検索でどんなペグがお勧めか調べてみたら
とても高レビューだったのが
スノーピークのソリッドステーク、通称「ソリステ」という鍛造ペグでした。
ソリッドステーク購入の決め手は鍛造技法による強度
ソリッドステークは鍛造ペグという分類のもので
鍛造とは刃物などを作る過程の製造技法と同様、
熱々の鉄を叩いて伸ばして、冷やして、熱してまた叩いて伸ばして冷やしてを繰り返しす事で
硬く粘りのある金属にしていきます。
金属に圧力を加えることにより金属内の空間を潰し、結晶の方向を整えて強度を高めのです。
その製法からなる鍛造ペグは、他の種類のペグを圧倒する頑丈さを持っています。
打ち込む途中に石にぶつかっても砕きながら刺さっていくほどの強度を持っていますが、
砂浜やぬかるみなどの柔らかい地面には不向き。
![まちゃ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2020/02/4DC0CCB6-F1F2-4734-95B6-B110DAC3EAAC.png)
我が家は砂浜でキャンプをすることはほぼないので大丈夫🙆♂️
それよりは固い地面のキャンプサイトに行くことが多いので
鍛造ペグが最適だと思い、購入することにしました。
ソリッドステークを使ってみたレビュー
ソリステは打ち込みやすい形状でラク
あ、ピントのずれてる写真で申し訳ない (;^_^A
わかりますかね?ヘッドの形が円柱フラットなんです。
狙い易くフラットで打ち込みやすい形状となっており、
ハンマーでたたきやすいのです。
打撃力を確実にボディに伝え、強く堅実に地面へ打ち込めます。
このペグにしてから、テントの設営にかかる時間がだいぶ短縮されたように思います。
体力の消耗も少なく、疲労感が全然違います。
ノルディスクの付属ペグを使って設営した時とえらい違いです。
テントの設営が楽になると、ご飯づくりや遊びにかける時間と体力が残りますよね。
![まちゃ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2020/02/4DC0CCB6-F1F2-4734-95B6-B110DAC3EAAC.png)
自分もイライラしないし、家族もハッピー♪
ロープの抜けを防止できる形状でテントが飛ばされにくい
手持ちのロゴスのペグとの比較です。
これはコールマンテント時代に使っていたものです。
店員さんにお勧めされて購入したのです。
悪くはないのですが・・・
ロゴスのペグはクルクル回転するのでロープが抜けやすい形状をしています。
一方、スノーピークのソリステはフック部分もしっかりと地面に刺さる事で
ペグの回転を防ぎロープ抜けはありません。
![まちゃ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2020/02/0332E66A-B1AD-4D29-AD9C-A8F95AC86622.png)
フックの部分の角がないペグは風でロープが引っ張られ地面との隙間が出来るとペグが回転してロープが抜けちゃうんですよね
ソリステは片付けの際に引き抜くときもラク
あ、またまたピントのずれてる写真で申し訳ない。使いまわしです(;^_^A
ペグ上部に開いた丸穴はスノーピークのペグハンマー
「ペグハンマーPro」のフックが引っ掛かる設計になってます。
ちなみにハンマーはこれです。
しっかりと刺さったペグを地面から抜くのは至難の技。
ロゴスのペグだと抜くときはこんな感じ。
スノーピークは…ペグの穴にハンマーの先端がきれいにはまり
しっかりつかむことができますね。
てこの原理を利用して、ハンマーを傾ければ、
固い地面に刺さってしっかり固定されていたペグも
少しの力で簡単に抜くことができますよ。
![まちゃ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2020/02/4DC0CCB6-F1F2-4734-95B6-B110DAC3EAAC.png)
ペグハンマーProとソリステは、
挿す時も抜く時もラクになる最強タッグなのです‼️
ソリステは長さが4種類!お勧めのサイズは30
ソリステには4種類の長さのペグが販売されていて、
設営するギアやサイトのコンディションによって使い分けできるようになっています。
ソリッドステーク20
ソリッドステーク30
ソリッドステーク40
ソリッドステーク50
このように、商品名の後に数字が表記されていています。
ペグの長さが長い分だけ お値段も強度も上がりますが、
ソリッドステーク30もあれば十分だと思います。
ソリステ30をお勧めする理由
実は一番初めに買ったのはソリッドステーク20なのです。
![まちゃ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2020/02/B9DD8706-EB92-47C4-B6B0-C51571242E57.png)
お値段がほかのサイズと比べると一番安いので・・・
でも実際にキャンプで使用した時に強風で抜けちゃいました (;^_^A
天気が良くて風が穏やかな状態でテントを設営するのであれば
充分な長さですが、いつ何時 強風がくるかもわからない。
山の天気は崩れやすいですしね。
![まちゃ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2020/02/28198E45-8534-4353-912F-E05542557B6F.png)
これはアカーン!もっと安心して使えるペグ買わなければ!
20がだめなら30やー!
こちらを買いました!
ソリステ30を購入しましたが、今のところ
強風で抜けたことはありません!
昨年のふもとっぱらキャンプ時に
いきなりの突風でテントやタープが吹き飛び、必死にテントを支えている方が
数多くいらっしゃる中、我が家のテントはペグが抜けることも、傾くこともなく
安定・・・安心
なのでご近所さんの飛ばされかけのタープ補助にまわりました。
突風がやむと皆さんが声を掛けてくれました。
![](https://campingdog.net/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
どんなペグ使っているんですか?
![まちゃ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2020/02/12576188-E586-4E1B-BC02-7479658088C8.png)
スノピのソリッドステーク30です。(ふふん)
とりあえず、あの強風に耐えることができたのですから
ソリッドステーク30を自信を持ってお勧めします!
40、50もさらに強度が増しますが、一般的なキャンプサイトであれば
30で十分事足りると思います。
ソリッドステークのデメリット
ここまでソリステに買い替えてハッピーになった♪
キャンプ楽し♪
なテンションで書いてきましたけど、
砂浜やぬかるみに弱いというデメリット以外にもデメリットがあります。
ソリステのデメリット:重い
ノルディスクの付属ペグはぺらっぺらだったので重さはさほど気にならなかったけど、
ソリステ30は1本180グラムもあります。
1本や2本なら、重さはそんなに気にならないけれど、
ノルディスクのテントを設営するなら最低でも28本必要です。
180グラム×28本=5040g=およそ5キログラム
重たいですね。
![まちゃ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2020/02/4DC0CCB6-F1F2-4734-95B6-B110DAC3EAAC.png)
でもその分、風が吹いても抜けにくいし、安心してキャンプができるなら、この重さも苦ではありません。
ソリステのデメリット:値段が高い
ソリッドステーク30 1本あたり462円前後(楽天市場で)
これを28本そろえるとなると、金額は12936円
![まちゃ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2020/02/B9DD8706-EB92-47C4-B6B0-C51571242E57.png)
ペグに1万越えですかー(遠い目)
目立たないジミーなペグにこの金額をかけるのは
結構考えちゃいますよね。(もっと目立つギアにお金をかけたい・・・)
私も最初から全部のペグをソリステに替えたわけではありません。
数本ずつ買い足して揃えました。
でもすべてのペグをソリステに替えてわかったことは
最初からすべてのペグをソリステにしておけばよかった!ってこと。
キャンプを始めたばかりのころは ペグなんて消耗品だと思っていたけれど
ソリステは本当に強くて曲がることなど私は一度もなかったです。
![まちゃ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2020/02/4DC0CCB6-F1F2-4734-95B6-B110DAC3EAAC.png)
一生モノのペグといっても過言ではないと思います。
それにテント設営がとっても楽になったというのが一番嬉しい。
あとはテントを安心して建てることができるし。
それだけの価値を感じられるから今はこの値段に納得しています。
他への予算を削ってでも最初からソリステをそろえていれば良かったなー。
まとめ
テントを購入したときに付属しているペグでもキャンプができないことはありませんが、
ペグをソリッドステークに替えたことでテント設営が楽になり、
より一層キャンプを楽しめるようになりました。
![まちゃ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2020/02/4DC0CCB6-F1F2-4734-95B6-B110DAC3EAAC.png)
テント設営で心も体も消耗している方は是非ソリステを使ってみてくださいね。
■ソリッドステーク30の収納はどうする?私のペグケースはこれでーす!