中古でハマーH2を購入したものの、
随分昔の車ですので、取り扱い説明書がないんですよ。
感覚的には乗りこなしたり、使いこなせてはいるのですが、
センターコンソールについているボタンがどんな機能があるのかが
不明でしたので調べてみたことを備忘録として記録していきます。
ハマーH2のセンターボタンの8つの機能を解説
センターになにやら記号やら数字の4やらがついているボタンが7つ
機能としては8つ存在しますが、上から順番に何の機能があるボタンなのか、
どのように操作するのかを説明します。
①リアデフロック
一番上の丸いボタンですが、リアデフロックのボタンです。
鍵マークがついていますのでロック機能だと想像できますね。
路面状況が悪いときに使うボタンです。
通常走行時は、左右の車輪の回転数が可変することで
スムーズにコーナーを曲がることができます。
しかし、ぬかるみなど路面状況が悪い場合、回転数が変わってしまうと
上手く走行しないので、左右の車輪の駆動状態に関係なく、
常に同じ回転速度で双方の車輪を回転させる機能がデフロックです。
リアデフロックのボタンなので左右の後輪のロック機能ボタンということになりますね。
リアデフロック機能ボタンの操作方法
❶トランスファーが4LOの選択。
❷ブレーキを踏んだ状態でボタンを押す。
❸ボタンに付いているオレンジのLEDが点滅。⇨点灯になるとリアデフロック完了となり走る事ができます。
トランスファーとは、エンジン出力を前後軸に分配するための機構です。
②トランスファー4HI
4と上向き矢印のボタンです。
日常で、普通の走行をする場合は
トランスファー4HIボタンを選択しておきます。
トランスファー4HIの操作方法
4HIを選択するとオレンジのLEDランプが点滅⇨点灯に変われば問題ありません。
③トランスファーN(ニュートラル)
こちらはボタンではありませんが、ニュートラルにしたい時に
この機能をONにします。
故障や、砂浜でスタックしてしまい、牽引が必要な場合にこのトランスファーNを選択します。
トランスファーN(ニュートラル)の操作方法
❶パーキングフットブレーキを強く掛けます。
❷キーON(エンジンはかけない)
❸オートマのシフトレバーをNにする。
❹トランスファーを4HIにする。
❺4HIと4LOのボタンを同時に10秒間押し続ける。
❻Nランプが点滅⇨点灯になるとボタンを離す。
❼キーをON⇨LOCKにする。
❽オートマシフトレバーをPにする。
④トランスファー4HI LOCK
4と上向き↑(矢印)に鍵マークのボタンです。
雪道やぬかるみを走行時に使用すると効果があります。
トランスファー4HI LOCK操作方法
❶4HI選択時に60キロ以下に速度を下げる。
❷オレンジのLEDランプが点滅⇨点灯
⑤トランスファー4LO LOCK
4と下向き矢印のボタンに鍵マークのボタンです。
深い積雪や深い泥、砂走行時に効果があります。
トランスファー4LO LOCKの操作方法
❶オートマシフトレバーをNに切り替えます。
❷オレンジのLEDランプが点滅⇨点灯で完了。
⑥TC2 (トラクションコントロール2)
このボタンは単体で使用するのではなく、上部4つのボタンのいずれかを選択時に使うボタンです。
4HI LOCKか4LO LOCK、4LO LOCK+リアデフロック選択時により強いトラクションを効かせる事ができます。
TC2(トラクションコントロール2)の操作方法
❶車を停車させる。
❷TC2ボタンを押す。
❸オレンジのLEDランプが点滅⇨点灯で完了。
⑦牽引モード
トレーラーマークのボタンです。
キャンピングトレーラーなど、重量物を牽引する場合に適した機能です。
牽引モードの操作方法
❶ボタンを押す。
❷メーターパネルに牽引マークが点灯すると完了。
⑧エアサス昇降モード
車体のマークに上下矢印マークのボタンです。
川を渡ったりする場合、マフラーからの水の侵入を防ぎます。
約10センチリアの車高を上げる事が出来ます。
時速60キロ以上になると解除されます。
エアサス昇降モードの操作方法
❶車を停車。
❷ドアを閉める。
❸ボタンを押すと車高があがる。
時速60キロになると解除されますが、つい車高を上げたことをわすれてしまい
そのまま走行しっぱなしになることもあるので注意が必要なボタンです。
まとめ
中古のハマーH2を購入しましたが、
取り扱い説明書がないので、センターコンソールのボタン機能が何かがわからなかったので
調べて、記録しています。
ハマーならではの機能ボタンで、悪路でもパワフルな走りが期待でき
わくわくしますね。