子供にお気に入りのラジコンを貸していたら壊されてしまい
普通に修理するのはつまらないので、ラジコンカスタムをしてみることにしました。
今回挑戦する改造はタミヤのランチボックスの
- フルベアリング化
- ホイル交換
- オイルダンパー化(ついでに塗装もした)
- モーターを純正モーターからスポーツチューンモーターへ交換
という4項目です。
ラジコンをカスタムする前に準備すること
![ランチボックス カスタム](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/14C51E89-D4AE-48B4-AFD7-9F09E6F0B697-scaled.jpeg)
パーツの取り寄せ
インターネットのショッピングサイトにはパーツが販売されていなかったので
タミヤカスタマーサービスへ連絡してパーツを取り寄せました。
どのパーツを取り寄せたらよいのかわからないし、
相談もしたかったので、カスタマーセンターに電話して電話注文です。
こちらの物を注文してみました。
![タミヤ ランチボックス カスタム](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/85E6FBE1-F73E-49BB-968A-E95F8FD00C8F.jpeg)
カスタムに必要な工具を準備
今回のラジコンカスタムに必要な道具です。
![ランチボックス カスタム](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/9D6C7164-4440-4E0F-9DAD-51BB01BDE783-scaled.jpeg)
写真左から
- プラスドライバー
- タミヤ純正レンチ
- ラジオペンチ
- カッター
- 小さな六角レンチ
フルベアリング化とホイール交換
下の画像の左がラバーシールベアリング。右の白いパーツが購入時についているプラスチックのスペンサーです。
![タミヤ ランチボックス ベアリングカスタム](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/A4AFCEB1-B6D7-46F8-BEE3-62C3C3DD81B2-scaled.jpeg)
ラジコン購入時は写真右のプラスチックのスペンサーが入っているだけなんですよね。
その為、タイヤの回転に抵抗が掛かり回り続ける事に適していないんです。
ベアリングを取り付けることで摩擦抵抗が少なくなり、車輪が回りやすくなって
良く走るようになるんです。
このベアリングはメタル仕様で、ダストが入らないようにゴムでカバーされています。
車両1台をフルベアリング化するためには9個のベアリングが必要になります。
では早速カスタムしていきましょう!
① フロントホイール取外し
フルベアリング化するにあたって、まずは装着されているホイールを取り外します。
ホイールの取外しは純正レンチで簡単に取外し出来ます。
![ランチボックス ベアリングカスタム](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/CF9A07E1-9A76-4AC4-A93F-D5707C674BDA-scaled.jpeg)
②タイヤからホイールをはずす
タイヤをビヨーンと引っ張ると簡単にホイールと脱着できます。
![ランチボックス ベアリングカスタム](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/8409CA8F-1733-4387-93DE-43FC5B84186F-scaled.jpeg)
タイヤを外す時にタイヤパターンを覚えておきましょう!
タイヤとホイールの向きを合わせていないと、二度手間になるので注意
![](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2018/04/CE42E866-F39E-4F8D-AE5C-BD1FAAE8CC02-1024x768.jpeg)
③ホイル交換とフロントのベアリング装着
今回はフルベアリング化と同時にホイルも入れ替えますので、新しいホイルにベアリングを取り付けます。
ベアリングの装着は手で押し込むだけなので非常に簡単。
![ランチボックス ベアリングカスタム](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/F7E8C1B6-5A90-4FED-87DB-92E1AE1D2A79-scaled.jpeg)
フロントホイールのみ表裏のベアリングを打ち替えです。
![ランチボックス ベアリングカスタム](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/9CB54312-3073-4AAC-B79C-7A1BE0BF5649-scaled.jpeg)
④ リアベアリング取り付け
リアのベアリングはギアボックスを開けないと取り付けが出来ません。
リアボックスを開けるのは一見難しそうに思いますが、やってみると非常に簡単です。
ちょっと工程が多いですが大丈夫です。
① まずはリアサスペンションを外します。上部のネジを外して、下側はラジオペンチで簡単に外せます。
![ランチボックス ベアリングカスタム](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/9A7A9460-2406-4BCD-9D47-BF96D67D9A55-scaled.jpeg)
ラバーマウントがキツイのでカッターで切って取外しました。使用しないので問題ありません。
![ランチボックス ベアリング カスタマイズ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/A0E66C3B-896A-46EA-BDE1-90F154386330-scaled.jpeg)
② 次にカバーが邪魔なので取外します。
ネジは他の所と同じサイズのネジなので一気に外しても問題ないです!
![ランチボックス ベアリング カスタム](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/DBDAAEBC-346E-40EA-8EF4-6FBD29AD9CD9-scaled.jpeg)
ここまで外すとギアボックスがスポッと抜けます。
![ランチボックス ベアリング カスタム](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/1B1F18F6-67CE-4571-8A8A-1129F03233DB-scaled.jpeg)
③ ギアボックスがぬけたら、残りのねじを外していきます。
![ランチボックス カスタム ベアリング](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/CF235B04-26A7-412D-B7C9-BB42A1C768FB-scaled.jpeg)
またまたネジを外すとギアボックスが露わに…
④ 見えてる所のベアリングを打ち替えていきます。
![ランチボックス カスタマイズ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/CCA73FA1-E51E-4AA2-A8F2-CE63B6E16012-scaled.jpeg)
![ランチボックス ベアリング カスタム](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/A66864BD-430C-4709-B98E-E0270185D861-scaled.jpeg)
![ランチボックス カスタマイズ ベアリング](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/37295B36-2071-4ECA-8A8E-85AA5D0C8EA0-scaled.jpeg)
![](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2018/04/3F3578F7-5015-4D32-AAD3-707487E0C589-1024x768.jpeg)
ベアリングの取り付けが完了したら、
先ほどと逆の順序で組んで了です。
モーター取替え
今回はモーターも高スペックな物に交換しようと思います。
車で言うとハイパワーエンジン載せ替えって感じでしょうか。
![ランチボックス カスタム エンジン](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/3018C863-DD31-45FE-BA1E-388FF1777667.jpeg)
先ほど、リアベアリングを取り付けるための工程でギアボックスを開けましたが、この時に、モーターを一緒に交換してしまいます。
モーターと反対側のカバーを外します。ネジ二本で取り付けてあるだけなので簡単です。
![ランチボックス カスタム モーター](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/9634B656-018E-4453-AFA2-CD62092658DC-scaled.jpeg)
ネジを外すとモーターがコロっと外れます。
![ランチボックスカスタム
モーター](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/528BDC51-C998-49EC-8795-49D22B3DD07B-scaled.jpeg)
次に黒いアタッチメントを外します。
![ランチボックス モーター 取り替え](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/45044FAE-DDA4-4E1B-B4DC-0C482B067387-scaled.jpeg)
続いて、外れたモーターに付いているギアを取り外します。側面にある小さな六角レンチを緩めると外れます。
![ランチボックス カスタマイズ モーター](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/3B7EEF26-B5C8-47CD-962C-FE8F4F833569-scaled.jpeg)
取れた後は新モーターに先程の逆で組んでいきます。
![ランチボックス カスタム モーター](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/33AD6817-9B13-4B0A-B723-557A84A1BEBB-scaled.jpeg)
![ランチボックス カスタム モーター](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/17389B97-A9D1-40FD-87D2-857857DD66B7-scaled.jpeg)
コレで完了です。
リアサスペンションをオイルダンパーサスペンションに交換
サスペンションをオイルダンパーサスペンションに交換するためにタミヤさんで発注したのがこちらです。
![ランチボックス カスタマイズ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/BF059689-C449-4FFE-8DDE-EBE0ECDCE5B8-scaled.jpeg)
すべてのサスペンションをオイルダンパーにするには2セット必要なのに1セットしか届きませんでした。
仕方がないので、今回はリアサスペンションだけ交換する事に…。
サスペンションをペイントする
サスペンション交換ついでにペイントする事にします。
マスキングしてペイントしていきます。
![ランチボックス カスタム](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/D2DDCF92-E769-435D-BCA8-3B6FA2A1B395-scaled.jpeg)
アクリルラッカーで赤くペイントしてみました。
![ランチボックス カスタム 塗装](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/DD32006C-7A76-48AD-AC22-C7C6E24881AC-scaled.jpeg)
![ランチボックス カスタム 塗装](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/547434D5-4E70-4DF1-8448-21985D1498E2-scaled.jpeg)
オイルダンパーサスペンションを組む
次に塗装したサスペンションを組んでいこうと思います。
![ランチボックス カスタム 塗装](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/B5B2009D-9791-471F-A3D3-A39904FDBDB6-scaled.jpeg)
![ランチボックス カスタム](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/CF46FC5F-2680-42E7-A132-54906E4F7D0E-scaled.jpeg)
付属のオイルを入れていきます。
![ランチボックス カスタマイズ オイル](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/0A353D5B-9321-4650-B4CF-7F5C7B73EEA2-scaled.jpeg)
入れた後は何度かストロークさせてエアー抜きします。気泡が出なくなれば完了です。
余分なオイルが溢れるのでティッシュを巻いとくとよいです。
![ランチボックス カスタマイズ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/8961F14B-786D-4984-8A4C-DAF0BD58213C-scaled.jpeg)
ラバーシールを取り付けて蓋を閉めると完成です。
![ランチボックス カスタマイズ](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/523EC8A4-16DF-4FE4-A745-A3D380D8E6ED-scaled.jpeg)
右が元々のサス。
左がオイルダンパーサスペンション。
![ランチボックス カスタム サスペンション](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/0149D3A7-ADB1-45F4-97F1-861E065FFD94-scaled.jpeg)
サスペンションを車体に取り付ける
車体に先ほど組んだオイルダンパーサスペンションを取り付けていきます。
![ランチボックス カスタム サス](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/B1D3C45D-4C3F-471D-8678-335959B46383-scaled.jpeg)
取り付け後 サイドからみた様子です。
![ランチボックス カスタム サスペンション](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/6AEA9A23-48A9-4B88-BCBF-600055463829-scaled.jpeg)
車体全体はこんな感じになりました。
フロントサスペンションがダサくて浮く…早くフロントも交換しなくては…
![ランチボックス カスタム サスペンション](https://campingdog.net/wp-content/uploads/2022/12/243BD173-6184-4721-A94B-C0D8BA42C5D7-scaled.jpeg)
以上で今回のラジコンカスタムは終了です。
今回はベアリング、ホイール、モーター、ダンパーのカスタムを一気にやりましたので
沢山の工程がありますが、ギアボックスを外してしまえば、新しいパーツに取り換えるだけなので
難しくもないし、時間もそんなにかかりませんでした。
今回はオイルダンパーを塗装しましたので、ちょっと手間はかかっていますけど。
カスタムを終えて走行させてみた感想
【ベアリングとモーター】
二つの組み合わせにより走りは早く力強くなりました。
【オイルダンパーサスペンション】
設定が柔らかいのかマイルドな走りになり転倒しなくなりました。
しかし、ランチボックスの売りの一つのウイリー走行は全くしなくなりました。
恐らくリアサスが沈み込みすぎてウイリーしないのでしょうね…
メリットデメリットありますが、見た目も走りも大満足!
やって良かったと思います。
ダンパーについてはもう少し固い設定にしてもいいと思うので時間があるときに変更してみたいと思います。
こんなカスタムもやってみました。
ランチボックスをサビ塗装