トイレタンクは普段から水が溜まっていて湿気が多いのでカビが繁殖しやすい環境。
特に、手洗い器のついたトイレタンクだと、手洗いの時に手についた汚れも侵入しますし穴があいてますから、ホコリもたまるしで正直 一番掃除したくない場所かも・・・
それは奥さんも一緒だったみたいで実は入居してから 一度も手をつけたことがないようです!!
トイレのタンクは掃除が楽になる洗剤ハイジェニック ケミフリー
掃除しなきゃな~とは思っていたようで、たまたまネットショッピングで見つけたこちらの商品を買ってみたようです。
ケミフリーはタンク式トイレでタンクの蓋が取り外しできるタイプのみ使えます。
ハイジェニック ケミフリーの特徴・効果
ハイジェニックケミフリーの特徴と効果はザックリとこんな感じです。
- ケミフリーは磁石とプラスチックからなる商品
- ハイドロミネラルマグネットが強力な磁場により水あか汚れの原因となるミネラル分子をイオン化して水と一緒に流してくれるため汚れが付きにくい
- 抗菌素材のバクトーベンがカビの原因となるバクテリアを死滅させニオイの原因 バクテリア・カビの繁殖を防ぐ
- 化学薬品を一切使用していない為、市販されているトイレ洗浄剤との併用も可能
つまり
- トイレのタンクに入れておくだけでトイレがきれいになる
- しかも一度入れてしまえば5年間はトイレをきれいに保てる
- トイレのニオイとカビの心配から解放される
- 化学薬品不使用で小さな子供がいても安全に使える
- 1980円ですが、5年分と考えるとコスパ良し
とにかく楽してキレイにしたいっていう煩悩だらけの奥さんです。
ただですね、実は楽に掃除が終わると思っていたら、そうじゃなかったんです。
ケミフリーの設置方法は一番最初にトイレをキレイに掃除してから設置しなければならない・・・
ケミフリーの設置方法
〇ご使用方法
1.本品をご使用になる前に、トイレのタンク内・便器をキレイに洗浄して下さい。
2.新しいケミフリーを袋から出し、排水口をふさぐ事のないようタンクの中心部を避け、給水口とは反対側の隅へ入れて下さい。
3.製品本体に同封されている使用期限目安シールに使用開始日を記入し、タンクの裏側に貼って下さい。
ケミフリー自体はトイレタンクに入れるだけでよい簡単設置なのですがその前にトイレ掃除をしないといけないという重労働(+o+)
ケミフリーを取り付けるためにトイレタンクの掃除を夫婦二人で共同作業
まず、 ケミフリーを取り付ける手順としてトイレをキレイにしておく必要があります。
便器は毎日奥さんが掃除しているのでキレイなんですがタンク内は、掃除したこと無し!(およそ10年)
とりあえず、タンク内の掃除をしなければなりません。
トイレのタンク掃除の手順
①トイレの止水栓を閉める
掃除を始める前に止水栓をマイナスドライバーを使って閉めます。
なんとうちの奥さん、止水栓を閉めずにいきなり蓋を開けようとするもんだから慌ててとめました (~_~;)
止水栓はトイレのタンクに水を供給しています。止水栓を閉めずにトイレのタンクのフタを外して掃除をすると、
タンクの中にある浮き球を動かしてしまい給水ホースから水が出て、トイレの床や壁が水浸しになっちゃいます。
我が家も水浸しになる寸前!あぶないところでした。私がついていてよかったよ。
さ、次からはゴム手袋をして作業しましょう。
②トイレのタンクのフタと内蓋を外して掃除
我が家のトイレは手洗い器が付いているので蓋と給水ホースが繋がっています。
また内蓋もありますので両方外します。
うっ!スゴイ量のカビが!触りたくない~(+o+)
うちのトイレはどちらの蓋もプラスチック製なのでお風呂場にてタライに40度くらいのお湯とオキシクリ―ン(酸素系漂白剤)
を入れて10分くらい置いておきました。
その後、水で流すだけで黒カビがするんと落ちてくれました。
オキシクリーンに蓋を浸けている間に作業をすすめますよ!
④タンクの底や壁、フロート等の金具まで丁寧に擦って汚れを落とす
さぁ ここが一番大変な箇所!細かいパーツや溝がある上、結構汚れているんですよね。
トイレのタンクの内壁などの面積が広い場所はスポンジでゴシゴシして、トイレのタンクの中の細かいパーツは使い古しの歯ブラシを使ってこすりました。
(中性洗剤をつけて磨いたところもあります。)
プラスチックパーツに細かい溝などがあり、結構大変でしたがここは念入りに。
力を入れ過ぎるとパーツが壊れちゃうので優しくね。
なんとかここまでキレイにしましたよ。
⑤タンクの中の水を抜く
トイレのレバーを動かして水を抜き手を伸ばしてスポンジや歯ブラシでこすって汚れを落とします。
⑥タンクの中のすすぎ
止水栓を閉めて給水を止めているのでバケツや洗面器に水を入れてトイレのタンクの中をすすぎます。
何度か繰り返してタンクの中に洗剤や汚れが残らないように。
⑦ケミフリーをトイレタンクに設置
トイレタンクと便器がキレイになったらケミフリーを設置します。
排水口をふさぐ事のないようタンクの中心部を避け、給水口とは反対側の隅へ置きます。
うちのトイレはケミフリーを置くスペースがありましたがスペースがない場合は付属の透明テグスでケミフリーを
トイレタンクに吊るすこともできます。
⑧内蓋とタンクを元の位置に取り付ける
外したときと逆の手順で元に戻します。
手洗い器が付いているタイプのフタは給水ホースの位置を確認して慎重にはめてくださいね。
トイレの種類によってはタンクと蓋が中の金具が複雑な構造になっているので元に戻せるよう注意しながら作業してください。
構造が複雑で元に戻せる自信がない場合はやめておいたほうが良いかも・・・(うちの奥さんみたいにね)
やっとトイレの掃除とケミフリーの設置が完了しました。
疲れました~もうこんな掃除はしたくないのでケミフリーちゃん、このままキレイな状態を保っておくれ~
トイレタンク掃除にはカビキラーやハイター等の塩素系漂白剤を使ってはいけない?
ここまでケミフリーを取り付けるために地味~な掃除をやってましたけど、正直こんなに放置されたトイレタンクを掃除するのは面倒ですしこりごりです。
触りたくない汚い場所はもうこれがないとムリっ!ってくらい使っているので、こんな汚いトイレタンクだったら塩素系漂白剤を使ってしまいたいんだけど
塩素系漂白剤が金属やゴムを傷める性質があるので今回はぐっと我慢。。。
塩素系は成分も強いので長時間浸けると確実に金属やゴムを傷めちゃうので。
短時間なら塩素系漂白剤を使っちゃってもいいんじゃない?とも思うのですが、塩素系漂白剤をつけたところはキレイに水で流すか、
何度も水拭きして完全に落とさなければいけないので、これも面倒。
拭きとらなかったら長時間付けているのと同じことになっちゃうしね。
少なからずパーツにダメージはあると思うので長期的に考えたら、パーツを痛めない事が節約にもつながりますので私は使わないことにしました。
トイレタンクに塩素系漂白剤の使用はおススメしませんが、酸素系漂白剤が入ったトイレ洗浄剤が販売されていますよ。
こちらはタンクに入れておくだけでタンク内がキレイになる洗浄剤
使用頻度は1~2週間に1本一回分が120円ちょっと。汚れたタンク内に入れて2時間放置しておくだけ
これを安いと思うか高いと思うか・・・
汚いタンク内を必死こいて掃除しなくてもいいのなら便利ですがおそらく水が浸かっていない部分の汚れはとれませんし、
蓋の裏のカビは落ちないと思うので、こちらも一度、ご自身の手でタンクをキレイにしてからたまに使用する方が良いかと思われます。
今回、初めてトイレタンクの掃除をしてみて中性洗剤による洗浄が一番安全でおすすめだと感じました!
ちょっと手間はかかりますが、中性洗剤なら金属やゴムを傷める心配はないので安心して作業できますし、汚れも落ちてキレイになりますよ。
キレイになった状態でケミフリーを設置するのがコストを考えると一番かな~
ケミフリーがどのくらい綺麗さを保ってくれるかはまだ未知なのでケミフリー設置後の汚れ具合などは定期的にチェックしていこうと思います。
まとめ
ケミフリーを取り付けるためには最初にトイレをキレイにしておく必要があります。
今回、夫婦で初めてのトイレタンク掃除をしました。
カビがものすごかったけど塩素系漂白剤はパーツを痛める可能性があるので使用せず中性洗剤で地道に掃除することをおすすめします。
とにかくトイレタンクはカビが発生しやすい環境なのでずーっと放置せずに定期的に汚れのチェックをしたほうがよさそう。
ケミフリーは5年間キレイを保つといううたい文句があるけれど、おそらく 全く掃除をしなければならないということはムリかも?
実際はどうなのか、定期的にレポしていこうと思います。現場からは以上です(^v^)