スパニッシュモス(ウスネオイデス)をまとめている部分が段々茶色くなって枯れてきてしまった!
下の方はまだ緑色なのだが、このまま放置していてよいのか?復活させる方法はないのか?調べてみたら、
枯れてしまったスパニッシュモスを復活させる方法があるようなのでやってみました。
枯れたスパニッシュモスを復活させる為にするべきこと
スパニッシュモスの葉が茶色くなってきたら枯れているサインです。
結論から言ってしまえば、スパニッシュモスの茶色く枯れてしまった部分は復活しないです。
これ以上枯れた部分を拡大させないために、復活させるためにできることはあります!
それは茶色く枯れた部分をカットする事です!
枯れた部分を放置してしまうと蒸れたり、虫が発生してしまうこともあり、元気な部分も枯れてしまうことになりかねません。
そうならないためにも茶色くなった部分を見つけたら、早めにカットしておかなければいけません。
スパニッシュモスは子株が連なった集合体なので、緑色の元気がある子株が枯れなければ、これからどんどん株を増やしていき、再びもっさりとしたスパニッシュモスに復活します。
ではどのようにカットしたらよいのでしょうか?
スパニッシュモスの枯れた部分の切り方
スパニッシュモス(ウスネオイデス)は小さな子株が連なった状態で生息している植物で、子株がさらに子株を増やして増殖していきます。
子株と子株のつなぎ目の枯れた部分をハサミでカットしていきます。
子株全体が枯れてしまっていたら、それはもうさよならして、緑色の元気そうな子株のみ、残すようにカットしていきます。
枯れたところをカットしていったら見栄えが良くなりました♪
枯れた部分をカットして取り除いてしまったら、短い子株の連なりもいくつかできたので、その短いスパニッシュモスだけ集めて、まとめてみました。
これを枯らさないように注意して扱うと、どんどん株を伸ばして生長していくはずです。
このまま子株が増えていくことを願って、育てていきます!
ではどうしたらスパニッシュモスを枯らさずに育てられるのでしょうか。
スパニッシュモスを枯れさせない束ね方
スパニッシュモスが枯れてしまう原因の一つが「蒸れ」です
ウスネオイデス何本かを束にする場合、束ねている部分を蒸れさせないことが重要なので、ぎちぎちに束ねないことが、スパニッシュモスを枯らさないポイントとなります。
購入したときに束ねられていた針金を再利用して、ウスネオイデスを束ねるものを作ってみました。
針金を下の図のようにうねうねとまげて谷になっている部分にスパニッシュモスを引っかけるのです。
これなら、束ねている部分も風通しが良くなります。
また、ぽろっと抜け落ちたとしても、すぐにひっかけ直すことが出来るし、途中で切れたり、枯れてしまってカットした場合も、いちいち紐をほどいて束ね直す手間もいらないです。
スパニッシュモスを飾るときの注意点
スパニッシュモスは空気中の水分を吸収して育つエアプランツの仲間で、気温に敏感な観葉植物で暑すぎても寒すぎてもダメ
直射日光の当たらない風通しの良い所に飾るのがおすすめです。
強い光に当たると、葉っぱが焼けて黒く変色して枯れてしまいます。
また、風通しが良いといっても、エアコンなど乾燥した風が直接当たると乾燥して枯れちゃいますので、エアコンの風が当たる場所もやめておきましょう。
おそらく私はエアコンが原因で枯らした疑惑が・・
スパニッシュモスを枯らさないための水やり
スパニッシュモスの細長い葉っぱの表面には「トリコーム」という細かい毛が生えていて昼間は水分の蒸発を防ぐために気孔を閉じており、夜になると気孔が開き、空気中の水分を吸収します。
ですから水やりのタイミングは夜が適しており、
- 1週間に1~2回は霧吹きで葉っぱから水がかるく滴るくらい水を吹きかける(ミスティング)
- 1ヶ月に1回はバケツに水を張って4~6時間ウスネオイデスを浸ける(ソーキング)
このように水分を与えてあげたら良いでしょう。
でも忙しくてよくミスティングを忘れてしまうので、気が付いた時にやっています。
また冬場や、翌日の天気予報が雨になっていたら、外の物干しにつるしたり、適度に場所を変えながら吊るして飾っています。
こうすることで枯れた部分を拡大させず、今も元気に生育していますよ。
まとめ
吊るしておくだけで部屋のおしゃれ度が上がるスパニッシュモスは部分的に枯れてしまっても、お手入れ次第で復活させることは可能です。
スパニッシュモス(ウスネオイデス)の茶色く枯れた部分は復活しませんが、枯れてしまった部分から元気な子株を切り離して、蒸れないようにふんわり束ねてから直射日光の当たらない、風通しの良い場所につるしておくと、子株が増えていきます。
また枯らさないためにはエアコンの風も直接当たらないようにしましょう。
スパニッシュモスへの水やり方法は週に1、2回 霧吹きで水をかけるミスティングをして、月に1度は4時間くらい水に浸すソーキングをします。
この時、束ねた部分が蒸れないように、手でほぐしてあげると良いと思います。