我が家はバイクを収納するためのインナーガレージがあります。
作って良かったとは思っているのですが、なんせカビがすぐに発生してしまうのです。
掃除してもすぐに発生するカビを何とかすべく対策をしてみました。
これからインナーガレージを作ろうと思っている方や同じようにガレージのカビに悩む方の参考になれば幸いです。
インナーガレージに発生するカビ
我家には4.5畳の狭小バイクガレージがあります。
ガレージは建物の北東にあり、陽当たりはあまり良くありません。
換気用に細い窓を二つ取り付けています。
ちなみにドアはシャッターではなく、換気がちゃんとできるように、バイクの出し入れが楽なように、と観音開きタイプの玄関ドアを採用しています。
インナーガレージは玄関と通じており、その境に建具はとりつけておりませんのでツーツー状態です。
それなのに、窓やガレージ内の置物にカビが発生しているんですよね。
拭いても拭いてもすぐにカビが発生してしまいます。
インナーガレージのカビ対策、どうしたらよいものかと検索してみますと
我家同様にガレージのカビに悩まれている方も多いことがわかりましたし、いろいろな方法でカビを発生させないように
工夫されているようです。
それらを参考にして、我が家でもインナーガレージにカビを発生させないように対策をとってみました。
インナーガレージにカビが発生するのはなぜ?
カビが発生するメカニズム
カビはやや暖かく、湿度の高い環境を好みます。つまり我が家のインナーガレージはカビが好む環境、
やや暖かく湿度が高いということですね (´;ω;`)ウッ…
この環境を改善することでカビが発生しにくくなると考えます。
なぜガレージは湿度が高いのか?
我が家のインナーガレージの湿度が高いのか?
考えられるのは土間コンクリートにあるかもしれません。
コンクリートには水分が多量に含まれており、水分は水蒸気となって発散されます。
「蒸散効果」というそうです。
大体3年位は水分をとばすのに時間が掛かると言われてます。
我が家は既に築9年目に突入です。
コンクリート内の水分はだいぶ蒸発していると考えられますが、
それでもまだまだ窓や、スチールラック、バイクのシートなどの革製品はカビに悩まされています。
ガレージのカビ対策でやったこと
カビの発生しやすい環境を改善すべく考えられる対策方法を
実行してみましたので記録しておきますね。
①バイクのエンジンを庫内でかけない
バイクのエンジンをかけることが水分の増加に寄与しているそうなので
ガレージ内ではバイクのエンジンはかけません。まずはそういうところから。
②コンクリート部分の塗装
床面と、立ち上がり部分の塗装をしてみました。
家が完成してから9年経過しているのでコンクリート内の水分はすでに蒸発していると思われますが、
地表の冷気や水分がコンクリートの小さな穴を通して室内に侵入しているのかもしれないと考えた私は
ガレージの模様替えも兼ねてコンクリートの塗装をすることで
コンクリートの小さな穴を塞いでしまおうと考えたわけです。
ウレタン塗料は厚みがあるので、それで塗装するともっと効果があるかもしれません。
③インナーガレージに換気扇を取付
湿度対策として一番に考えれるのが換気をすることですよね。
室内に溜まっている湿った空気を効率的に排気してあげる事が大切です。
理想はガレージの扉を開けっぱなしにしているのが1番いいのでしょうが、防犯上宜しくもなく…
定期的に扉を開けてあげたいけど、忙しくしていると、換気のことなどすっかり忘れていて
ドアは閉ざされたままな日も多いのが現状です。
細い窓も雨の日以外は常に解放しているのですが、開口部が本当に狭いために換気されていないのかもしれません。
そこで換気設備を取り付けることを検討してみました。
工事費用が結構かかりますのでだいぶ悩みましたがカビの発生が少しでも改善できたらと
わらにもすがる思いです。
それにカビを放置していますと、人体にもよくないですしね。
家を建築してくださった工務店にお願いして換気扇を取り付けてもらいます。
電気工事を伴いますので大掛かりな工事になりました。
在来工法だとスイッチも一箇所に集約できるみたいですが、
我が家は2×4工法なので簡単にはいかず後付スイッチです。
中々デカイ穴が空きました。勇気要りますね。
こんな感じでフード取付〜
室内は白い換気扇フードだったのでブラックに塗装!
悪くないです。とりあえず24時間換気をしています。
これでガレージ内のカビの発生はどうなるのか・・
換気扇設置からおよそ1年後です。換気扇を取り付けた結果こうなりました(^^)/