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ヒッチキャリアは違法になる?道路交通法違反での取り締まりと注意点を解説します

ヒッチキャリアを取り付けるのは違反だよ!

いや、大丈夫!違反ではないよ!

と、真反対な内容がネットに書かれてあって、じゃあ実際は車にヒッチキャリアを付けても

大丈夫なのかどうか、わからないし、不安になりますよね。

ヒッチキャリアを取り付けることは違反ではないのか?警察につかまったりしないのか?

不安だったので知らべてみました。

ヒッチキャリア取り付けは違反にならない

キャンプを始めた時に荷物が多くて、車にのせきれないという問題に直面。

ヒッチキャリアを付けて荷物を積載している車を見かけることもありますよね。

結論から書きますと、私は違反ではないと認識してヒッチキャリアを取り付けてキャンプに行っています。

ヒッチキャリアが車両からはみ出し10%超えなければ大丈夫

まずは道路交通法ではどのように記載があるかといいますと

積載物が前後にはみ出る場合、その長さは自動車の長さの1/10を超えないこと。

(これを超える積載をして車両を運転するには、出発地を管轄する警察署長の許可が必要)

つまり、ヒッチキャリアを取り付けてはみ出した長さが

車両全長の110%をこえなければ違反をしていることにはなりません。

ヒッチキャリアが違反かどうかの議論で一番良く見かけるのが車両からのはみ出し10%超え問題。

一般的なヒッチキャリアの長さは50センチ〜70センチくらいです。

なので、この10%を当てはめると車両長さが5m〜7mの車でないと違反になるという事

私がヒッチキャリアを取り付けている愛車はUSトヨタ タンドラ という車種で車長は5m90㎝です。

ということは10%の長さ59㎝

59センチ以内のはみ出しまでは違反ではない‼️事になります。

余裕余裕と思いながら所有しているキャリアのサイズを測ると70センチ。

アウト👍ですね。車長の長いタンドラでアウトなら、現在ヒッチキャリアを取り付けて走行している車はほとんど違反じゃない?

すっきりしないので、陸運支局で聞いてきました!

ヒッチキャリアが車両からはみ出し10%超えても違法じゃない

管轄の陸運支局で聞いてきた内容です。

ヒッチキャリアカーゴはいわゆる指定部品に該当するようである。積載物ではなく、物を運ぶ為のもの。

指定部品とは・・・車を購入後に交換、または装着することにより、車検証記載の項目に変更があった場合でも、条件次第で構造変更を必要としないアフターパーツの総称です。簡単にいうとエアロパーツやルーフキャリア、グリルガードなどと同じ部類ですね。

リベットや溶接で固定されていない、直ぐに取り外しが可能な状態の物であり基本的には違法ではないとの見解でした。

ヒッチキャリアを取り付けても違法じゃないなら安心だ~

しかし安心するのはまだ早い!

こんな場合は違法になりますので、注意ですよ!

ヒッチキャリア取り付けでナンバープレートが見えなくなると違法

ヒッチキャリアを取り付けして違法になる場合もありますので注意してください。

違法になる場合は以下の状態

積載物により、灯火類やナンバープレートが見えなくなることは違法。

ナンバープレートについては道路交通法では

地上1mの高さで回転させずに設置し20m離れた位置からナンバー正面に対し、15度及び30度の角度から見ても明瞭に確認できるように

という決まりがあります。

ですから、ヒッチキャリアを取り付けること自体は違法ではありませんが、

載せた荷物によってナンバープレートが隠れてしまうのだったら、違法になりますし、もちろん取り締まりの対象となります。

自作のナンバープレートを取り付けたら違法ではない!は間違い

しかし、キャンプをする場合、荷物が本当に多いので、

ヒッチキャリアに載せた荷物によって、ナンバープレートや灯火類が

隠れてしまう場合だってありますよね。

ヒッチキャリアに載せたた荷物によってナンバープレートが隠れてしまった場合の
対策として、手書きのプレートやマグネットシートにプレート番号を書いて後続車に見えやすいように対策するという方法を見かけました。

以前、私も業者に依頼して、プラスチックプレートでオリジナルナンバーを製作したんですよね。

こんなやつ。

これをヒッチキャリアに載せた荷物の目立つところに張っておけば問題ないかと思っていたのですが、

この自作ナンバープレートを陸運局の方に見せて、問題ないかと問い合わせてみたところ、

自作でナンバープレートを作って見えやすいところに掲示していても
本物のナンバープレートや灯火類が隠れてしまっているのであれば
違法になります。

とのこと。

ナンバーは隠さないこと、っていうのが原則なので、ナンバープレートが隠れてしまうから、

別の見えやすい所に表示させれば良いというのは間違いなのです!

これは気を付けてくださいね。

ヒッチキャリアを取り付けて警察に取り締まられてしまったら

陸運局に確認したところ、現在はナンバープレート類など見えていなければならないものが隠れていない場合はヒッチキャリアを取り付けて走行していても違反にはならないことはわかりました。

しかし万が一、ヒッチキャリアを付けていて警察に取り締まられてしまったらどうしたらいいか。

ナンバープレートや灯火類が隠れている場合は違反なので、取り締まりは当然の事。
これは仕方がありません。

ですが、隠れていない場合は、ヒッチキャリア自体の取り付けで車体サイズ10%越えでの取り締まりだと思うので、

「ヒッチキャリアは指定部品なので、違法にはならない」とちゃんと説明してくださいね。

警察の方でも道路交通法について詳しくない方もいらっしゃるので・・・

ヒッチキャリアが原因の事故は保険会社によって対応が異なる

ヒッチキャリアを取り付けることでの違法・取り締まり問題がクリアになったとしても

キャリアが原因での事故トラブルについては任意保険会社により捉え方が異なりましたので注意が必要です!

ヒッチキャリアを取り付けて事故した場合、保障がどうなるかは加入している保険会社に前もって問い合わせをしておきましょう。

これらを踏まえてキャリアライフを楽しみましょう👍

因みにヒッチキャリア、色んなメーカーからでてますが、安物はだめですよ〜!ガタついちゃって危ないです。

良いものはガタつきも少なく安心できますしね👍

値段だけで安易に飛びつくと失敗しちゃいますので気をつけましょう!

カーゴキャリアを選ぶときに見ておかないと後悔するポイントやデメリットについて書いています。

まとめ

ヒッチキャリアを取り付けることは違反にはならないかどうか気になったので、知らべてみました。

ヒッチキャリアを取り付けること自体は違法ではないです。

ただし、次に記載するようなポイントに気をつける必要があります。

・車両全幅を超えないこと

・ナンバープレートがはっきりと見えること

・ブレーキランプやウィンカーなどの灯火類が見えること

また、ヒッチキャリアを取り付けていた際に起こした事故については

保険会社によって対応がことなるので確認すべし!

ヒッチキャリアカーゴはガタツキの少ない安心できるものを購入すべし

それから一番大事なのが積荷が絶対に落ちないようにしっかり固定することですね。

積み荷が落ちてしまうと重大な事故につながる可能性だってあります。

色んな方に迷惑をかけることにもなってしまうので、ここは十分注意しましょう。

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